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更新日:2018年02月16日
純喫茶などのこだわりのお店にいくと、コーヒーではなくクリームソーダを頼む人も多いのではないでしょうか。とても懐かしい味わいが心に沁みますよね。
そして懐かしい味わいと共に、喫茶店にいくと「クリームソーダを頼むと、なぜメロン味が出てくるのか」との疑問をいつも感じていました。結構皆さんの中でも知らないも多いのではないでしょうか。
今回はこの疑問に終止符を打つために調べましたのでご紹介したいと思います。
ここですよね、間違いなく疑問になっているのは。そもそもメロンの『メ』の字も存在しておりません。そのままのクリームソーダをイメージした場合、「アイスを浮かせた炭酸飲料」の意味ですかね。
アイスを浮かせた炭酸飲料の意味ではあれば納得しますが、メロン要素はどこにも入っていないです。にも関らず、 アイスを乗せたメロンソーダが出ることが日本では殆どです。
前提として、クリームソーダのベースとなるメロンソーダは基本「メロンソーダ」との名前で展開していますよね。そして日本国内では、アイスの有無により区別している喫茶店が多いと思います。
頻繁に喫茶店通いをしている訳ではありませんが、筆者が行ったお店では"アイスの有り無し"で区別をされている喫茶店殆どでした。
お店を探せば、普通に名前を付けている喫茶店もあるのかもしれません。ただ一般的に「アイスを乗せたメロンソーダ」のことを「クリームソーダ」という機会が多いです。そう思うとなぜここに「メロン」を外したのかは意味がわかりません。
ここまで来たら、もう調べるしかないですよね(笑)
サントリー社のサイト内に「クリームソーダ」についてこう書かれていました。
クリームソーダ、正確に言うとアイスクリーム・ソーダ、果物のジュースを炭酸水で割るという飲み方は 古くから欧米諸国にはあったそうです。これにアイスクリームを乗せる、というのはアメリカ人のアイデアらしいです。
日本国内ではなく、まさかの生まれはアメリカ(笑)。ある意味、炭酸飲料にアイスを乗せるとの発想はアメリカらしいと言えばそうかもしれない。アメリカ人はアイスクリームが好きだからこそ、このような発想が生まれてたのです!
ふむふむ
アイスクリーム・ソーダを略したのが、クリームソーダとのことです。なぜ略したかまでは書かれていなかったです。意味自体は「アイスクリームを乗せる」わけですから、そのままですね。これはなんとなく想像できた内容です。
これはバニラ風味のソーダ。 日本でいう「クリームソーダ」だと思っているとびっくりしますね。色もさまざまで、ブルー、ピンク、オレンジ、 ルートビア風味もあります。
ここが今回の答えかもしれない。結論から言えば日本とアメリカでクリームソーダの捉え方が違うところです。
アメリカにとっては、クリームソーダは「バニラ風味のソーダ」を指します。それにフルーツエキス等を使用し、バリエーションも豊富にクリームソーダは展開されているようです。日本国内ではメロンのみの展開が殆どの為、違和感がある状態なのかもしれません。
つまり、アメリカではクリームソーダは総称を指し、フレーバー展開しているということ。クリームソーダが親で、フレーバーが子との位置関係です。
そうすれば、かなり納得できますよね。
クリームソーダの謎が見えてきたところで、記事を書く中で見えてきた2つの疑問を紹介します。
この総称理論を解決案するならば「他にあっていいじゃないか!クリームソーダの種類」と思うのは自然のこと。
どうやら『銀座の老舗パーラー』にはレモンやオレンジもあるそうですが、あまり普及しなかったみたいですね。
なんかアイスに合いそうな組み合わせを見つけてみたいですね。
「スポドリとアイスとか?」うぇ、考えただけで少し気持ち悪く(笑)
「コーラフロート」を考えると"コーラ+アイスクリーム"じゃないかなと感じました。先ほどの解決案に乗っとると、アイスクリームを乗せた炭酸飲料をクリームソーダと言うなれば、クリームソーダ(コーラ味)となるべきでは?
そもそもコーラの場合はフロートと呼んでいるのはなぜ?
逆を言えば「メロンソーダフロート」でも良くない?と思うと、いよいよ辻褄が合わなくなってきました。
この内容は非常に難儀な問題に直面にしたようです。これは誰かわかる方、こそっと教えて下さい(笑)
これがわかっただけでも、とてもすっきりしました。国内ではメロンが普及したことが大きなきっかけであり、その後他のフレーバーも展開するもなかなか浸透しなかったことが要因だと考えられます。
なのでクリームソーダの雑学をお話する時は
この5点さえ、しっかり理解出来ていれば、クリームソーダは問題なく雑学として語れるはずです。是非、ご参考にして見て下さい。
おしまい。 【文字数:2593文字。時間:1時間23分】