元『企業戦士』の1日1歩ブログ ~素晴らしき日常~

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1ニチ1ポブログ

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【実話から学ぶ】 法の下に潜む幸せの選択矛盾~それでもまだ友達として接してくれますか~

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先に、、、おっきな話

私たちは常に「法」の下で生活をしているわけで。但し法の下で生活していると言っても、普段から常に法を意識して生活しているわけではなく、なんとな~く頭の片隅には

いつもチラホラと存在する形のない感じ。

それとは別に存在する「道徳」は個人が人として大事したいルールみたいなモノ。

どちらも守るという点では同じ行為を指すわけだが、それが「社会秩序や規範」という大きな枠でかたるのか、「個人」という小さな枠でかたるのかで大きな違いがあると思っている。

「道徳」の大切なことは「心があるかどうか」。ここがとっても大事だと思う。

法律はあくまでベースであって、そこから裁判官が犯行動機なども踏まえて、人としての判断を下すもので、道徳は人としての判断を下すものというよりかは、人としてどう行動したいかなんだと。※個人的な見解です。

だから道徳は個人の考えが一般の考えと食い違うようであれば、人間性を疑われるし、人として優しい行いをすると「なんて道徳的な人なの」とか言われる。
※勿論、道徳の中には法に触れないというのは前提にはあるが。

私は別に弁護士でもないし、裁判官でもないし、法律のことも詳しくなんかない。だからこそ、自分の道徳心人として判断したい。その人にとって幸せはなんだろうかと

これから書く話はつい何か月前かに実際に体験した話で、友人であるA氏との考え方の相違によって引き起こったこと。

決して法に反している反していないという話ではなく、またどちらが悪い悪くないとかでもない。

ただ互いに友達として相手の幸せを考えたときに食い違いがあったという話。

少し長編ですが、とても大事な経験だった為、共有したいと思う。

とあるビジネスに勧誘された時のお話。

※ここから私が体験した『実話』です。

※なかなかの長編ですので時間がある方は是非。ただ皆様に本当に共有したいお話です。

私はつい何か月前かに大切な友達Aと縁を切ることになった。

本当に悲しい出来事だったのでいまだに自らの実力の無さに少し悔しい気持ちになっている。

きっかけはあるビジネスの誘いを受けたことが発端。決してそのビジネスの批判をしたい訳でなく、実際に話を聞いて、素直に感じたことを書きたい。

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ことの始まりは、、、

友達Aは私が就職してから九州に配属になってなかなか会うことが出来なかった友達。お互い大学の時の友だちという事もあり、頻繁ではないが連絡を続いていた。

それで2年前、私が九州から東京に転勤になり、早速、久々に飲くことに。

約3年ぶりの再会だったので大学の話から色々な話で盛り上がった。その時に久々に遊ぼうとスポーツイベントの誘いから始まった。友達A自体が何度も参加していること、そして、スポーツイベントだったこともあり、「空いているなら」と参加。それは単純に楽しかった。参加人数が多くて「やっぱり東京ってすごいな」とつくづく思ったのも覚えている。

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その後、すぐに今度こういうのがあるけどと、キャッシュフローゲーム」というボードゲームをやるイベントに勧められた。まぁ向上心だけで進んでいたこともあってとりあえず、参加。これも正直楽しかった、全然できなかったけど(笑)

そしたら友達からある本を進められたんだ。それは「金持ち父さん・貧乏父さん」。結構有名な本で「不労所得を作りたい」という人なら一度は読んでいるであろう本。こちらはサブプライムローンが発生した後に改訂版が出ており、改訂前の本は実は読んでいた。

この本は読みやすく「仕事の幅を考える」という点は秀作ですので是非一度読んでみることをお勧めする。

簡潔にいうと、自らがビジネスオーナーとなり、人に働かせる仕組みをつくり、自らが働かなくても(不労)、収入を得る仕組みを作ろうというのが狙いの本。

自らがオーナとしてビジネスを管理するだけで、人に働いてもらう仕組みを作るので、自分で時間をコントロールできるし、時間も自由に出来る。(投資という観点もあるが今回は省略)

ちょうど最近のトレンドで「副業」自体も進められている傾向があるので、より一層自分で自分のお金を構築していく術というのは必要な時代になっているのも事実。

「時代の流れもそうだよね」と少し納得した感じを出したところ、この日を境に一気に友達Aとの会話はビジネスの話になっていった。そこからは「私はこうしたい」だとか、「目標は5年後に年収〇千万になる」とか自らのキャリアビジョンの話が100%に。

そしてとある日に会わせたい人がいると。既に会社とか立ち上げて私の夢を叶えている人がいて、絶対刺激になるからと。

正直この時点で若干疑いはじめていた。

ただ友達Aの熱い気持ちを冷ますのもあれだと思い、訪問。確かにすごかったよ(笑)いわゆるタワマン。たった20分程の会話だったが話を聞く分にはとても刺激になったよ。時間の使い方から仕事のスタンスまでね。

その日はそれで帰って、そしたら夜、友達Aから今週の土日に此間紹介した本(金持ち父さん・貧乏父さん)プラス実はもう一つ紹介されていて(キャッシュフロークワドラント)の感想と一つ仕事の話をしたいと。

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う~ん、いよいよかなと思ったよ。ここから当日会うまでの3日間でめっちゃ考えたし、2冊ともめっちゃ本読んだよ!!

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少しずつビジネスの内容が見えてきた中で考えてたこと、それは

「自分はどうしたいか、そして自分は友達Aにどうなって欲しいか。」

ということ。

結局、3日間で3回読んで、この2冊を読んだ感想と決断が

この2冊には確かに収入を得る為の裕福論は書いているが、幸福論があまりフォーカスされていないという事。この本には裕福になることで経済的にも時間的にも余裕も生まれ、幸福になれるように書かれているように感じた。

でも、裕福ではないが少ないお金の中でも幸福を掴んでいる人ってたくさんいる。勿論そういう人だって、経済的な自由は欲しいと思うが、全員が幸福でない訳ではないという事。

この本を通じて友達Aに言いたいことが見つかった。

「今あなたの目には、私がビジネスパートナーで見えている?バカなことで、はしゃげる友達で見えている?」この一言。

一緒に切磋琢磨して、将来超ブルジョアなワイン飲めたら嬉しいよ確かに。ただその為に友達を自らの収入に紐づくビジネスパートナーには思って欲しくない。出来ればじぃちゃんばぁちゃんになって、公園でゲートボールして時間をのんびり使いたい。

頑張っていることを否定もしないし、応援はする。

ただ自分の事に置き換えてみると、友達をビジネスパートナーで見ることは出来ないと思ったんだ。合法なのもわかるよ、その為自らが努力している姿もいっぱいわかるし、自分を変えたいという気持ちもひしひしと伝わった。

だからこそ、自分の一意見として正直止めたいと思ったのが本音。だって大学の他の友達からも、もう話が広まっていたから。

ただ傷つけたくないし、努力を否定はしたくないから、考え方だけ変えて欲しいと思って、当日そのことをいうことにした。

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結局、友達Aはいっぱい泣いて、自らのキャリアビジョンをずっと語っていた。そして、その後も2日間何時間も話をした挙句、最終的には「ビジネスパートナーとして思いたい」と判断され、それなら「友達としてもう会うことは出来ない」といったら、友達Aは「もう変えられない」と縁を切ることになった

この時感じたことは、どちらも自分を不幸にしようとなんて思っていなくて、ただ「どのような幸せの姿が見えているか」が違うということ。

ビジネスパートナーとして互いに成長出来るような仲間を増やし、幸せをつかみたいというA氏。

バカ騒ぎが出来る友達と面白い人生を歩みたいという幸せをつかみたいという私。

もしかしたら、その幸せの先には互いの幸せが見えてくるかもしれない。

「ただ出だしは?」というと全然違う。私はそのような不労所得を得ることは出来ないが、昔から友達と楽しく過ごしている。共感している友達がいればA氏には問題ないのかもだけど、少なからず私も含め、他の友達も連絡しずらいとなり、何人かの大学の友達は疎遠になっていると聞いた。

そのビジネスは法律上は合法で問題ないかもだけど…人としての幸せは本当にあるのだろうか。出だしが大変でも後になれば幸せが待っているというが、その最初の苦しみは見合っているの?

青春時代の友達はもう帰ってこないかもしれないんだよ?(涙)

幸せの為に幸せを犠牲にするってなんか矛盾していない?(涙)

正直、人生は自分で切り開くモノだから、その選択があなたにとってのベストなら受け入れるけど…

それからもう月日がたったが、連絡はしていないし、勿論来てもいない。LINEはいい意味でも悪い意味でも友達の情報がわかる。たまに発信をしているよ友達Aは。今も誰かに話を進めているのかもしれない。

もっと自分に違う勧めが出来たら…自分がもっとナイスなアドバイスが出来たら…悔やんでも仕方ないが、悔やんでしまう。

しかしこの経験は私にとっても、大事な学びとなったも事実。

ビジネスは時として法をうまくすり抜けるグレーな道が存在する。だからこそ、慎重になるべきだと。そして友達Aはそれを気づかせてくれた大事な人でもある。

だからこそ、そんな気づきを与えてくれた友達Aには目指す道はそのままでもいいから、考え方だけでも変わってくれる日を縁を切ってしまった今も尚、心から願っている

おしまい。 

本当に最後までお読みいただき誠に有難う御座います。

【文字数:4237字、作成時間:2時間23分】

▼一応…記事で説明した商品です。