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- 企業戦士がWEB経験0からはじめるSTEPUPブログ -
人は時として、想像だにしていない場面で学びを得ることがあります。
昨日、大阪のとある居酒屋で起きた素敵な出来事から、筆者は「誠意は人の気持ちを豊かにする」ということを学びました。
まずはじめに皆さんは「トマトチューハイ」と聞いて、真っ先にイメージするのはどんな感じですか?
私は、
これを想像します。
液色がトマトの果実の色で赤く染まり、濃厚かつ、酸味のあるチューハイです。大抵の人はお酒じゃないトマトジュースのイメージが先行し、このようなイメージになるほうが多いのではと思います。
しかし昨日、父親がとある居酒屋で頼んだ「トマトチューハイ」はこれが出てきました。
正直、衝撃でした。(ファーストインパクト)
もともとの先入観があったこともあり、チューハイの中にミニトマトを入れるというスタイルが出てくると思っていなかったからです。
そもそもこれだと、トマトチューハイではなく、ミニトマトチューハイじゃない?(笑)
しかも撹拌用の棒があり、ミニトマトを潰し、混ぜれるようになっているが「果実少ないない?」と少し笑っちゃいました。
家族も苦笑でした。
(親戚が仲良くしているお店ともあって大袈裟には笑えなかったのもありますが…)
筆者としては「最高に良いネタを有難う」と思ってシメシメと思っていた一方、頼んだ父親としては決してベストマッチ感はある感じではなかった顔をしてました。
このメニューはこのお店には存在しなかったんです。(父親も知らないかも(笑))
たまたま親戚が行きつけのお店ということもあって、お店の人が気を利かせて、リクエストにお答えしたメニューなんです!
私はメニューを見て、探してる中
「あれっ、ないぞ!父ちゃんがいったメニューは存在しないぞ」と震えていました。
第2の衝撃ですね。(セカンドインパクト)
この時、私は思ったんです。
これが「誠意」なんじゃないかと。
時として無理難題を言われることってありますよね。今回の件なんて、メニューに載っていないので、ある意味そうじゃないかなと。
仮にあの時「メニューにないんですよ」って言ったら、そこまでですし、多分そこで別のモノを頼んで終了だったと思います。
ただあそこで嫌な顔せず、注文に応えてくれたのは、店の人のいつも来ているお客さんへの配慮なんじゃないかなと思います。
親戚の顔を立てることも含めて、応えてくれたように感じました。
確かに想像してたものと違い、家族全員「うん?」となっていたが、誰も自然と文句は言わなかったです。
おそらく努力してくれたと直感で感じ取ってたんだと思います。
それを感じた時に同時に、こんなことも教えてくれたように感じました。
相手から無理難題を要求された時に、あなたはどのような対応をしますか。
先に「無理」と否定から入ってしまいますか。
それとも「わかりました」とまずは肯定から入りますか。
この判断の一つひとつが、人生にとっても大きな分かれ道なんじゃないかなと思います。
否定から入るともうその先の道が遮断されるけど、肯定から入るとその先の道に進むチャンスを得ることが出来ますよね。
つまり人生経験の視点では絶対的に肯定した人間のほうがチャンスを得ている数が多いのではないでしょうか。
失敗なんて人生いくらでもあるし、失敗した分だけ成功の数があります。
何よりも大切なのは「経験をすること」。
経験をしないと何も生まれない、だからこそ頂いたチャンスを無駄しないことが大事であると。
新たな1歩を踏み出すのは大変です。「大変」は文字通り、大きく変えるという事ですから。
だからこそ、今回お店の人がまず実践してみたことは大きな1歩だったのかなと思います。
こんな大それた話にはなっているとはお店の人自身も予想していないと思いますが、お店の人の誠意によって、ここまで気持ち良く前向きな記事を書くことができました。
ここまで考えさせてくれたお店の人に感謝の意を込めて、乾杯!!
おしまい。 文字数:1737字。作成時間:47分