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更新日:2018年03月21日
ホラー映画やお化け屋敷でお馴染みの「キーキー」となる効果音はどのように作られているのか。実は、その冷や汗をかく効果音は特殊な楽器で生み出されています。今回は怖さを倍増させる楽器を3つ、ご紹介致します。
ただでさえ、ホラー映画自体の映像でビビってしまうのに、効果音があると、さらに恐怖を倍増させますよね。ホラー映画でもお化け屋敷でもそうですけど、普段が聴かない不協和音で甲高い音だったりするから、耳に残る音というか……聞くだけで冷や汗かくことも。
まるでとびらがきしみながら閉まる音のような、お化け屋敷のししおどしが落ちて、水が落ちるような、様々な不吉が入り混じった音はどうやって作られているのか。
「ギター?バイオリン?……」など筆者が思いつく限りで考えてみても、ひっかいた音や雑音とかはどうやって?」と気にしていたら、ギズモード・ジャパンさんで紹介されていました。
見た瞬間に普通の楽器ではないと思わせる風貌の楽器!その名も「アプリヘンション・エンジン」!日本訳では「不安感エンジン」。
ネーミングがド直球(笑)
今のご時世、デジタルサウンドを使用して音楽編集を行っていることが多いとは思いますが、これを見る限り、かなりの職人技!
この楽器自体、映画作成の為に使用されたようです。
金属板や金属棒、磁石を使った音などをスプリングリバーブで強力に反響させるこの楽器は、カナダの弦楽器職人Tony Duggan-Smithさんが、映画『ウィッチ』などで知られる映像作曲家の友人Mark Korvenさんのために制作したものです。
引用:https://www.gizmodo.jp/2017/05/the-apprehension-engine.html
今度は「かご」のような見た目ですが、こちらも動画を聞くと……
あぁ~!!!!これこれこれ!!
となります。まるで異世界に迷い込んだような音楽を奏でます。
これは別名で「オーシャン・ハープ」や「アクアソニック・ウォーターフォーン」と呼ばれているそうで。なんか化粧品のような名前ですね。
この楽器は
「ウォーターフォーン」は、1968年頃にリチャード・ウォーターが制作したアコースティックのパーカッション楽器で、ステンレスの共振器から長さのバラバラな銅の棒が円錐形状に刺さって並んでいるのが特徴。
また共振器の中に水を入れて、音を出すそうです。楽器の大きさだったり、演奏風景は下記の動画でご確認して見て下さい。
こちらは最初のアプリヘンション・エンジンと似ている楽器ですが、まだ違った音色。
この記事によれば、DIYキットと完成版の両方が販売されているそうですが、日本で購入することが出来ないそうです……
洋物のホラー映画やおばけ屋敷(特にお城系)ではよく耳にするパイプオルガンも奏でる音色とその場の雰囲気にとってはかなり怖く聞こえるものです。
下記の動画はかなりラスボス感がある音楽です(笑)
ウォーターフォーンはクラシック音楽でも使用されるとのことで、こちらは販売されていましたよ。ただ一点、2万円以上するので、簡単には購入出来ないですね。
ネタで出来るような額ではないですが、特技や弾ける楽器に「ウォーターフォーン」って言えたら、一つネタになりそうですね(笑)
夏になると、暑さ対策なのか「ホラー映画」特集や遊園地でも「おばけ屋敷」が盛んになりますよね。なぜ?と思っていたら、どうやら自律神経が関係しているとのこと。
おしまい。 【文字数:2047文字、作成時間:1時間36分】