情報の負のスパイラル性｜負の情報が負の情報を生み出す

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最近、不倫だの、泥沼離婚だの、不祥事だの暗いニュースが、ホットニュースを騒がせている。(いつもかな…？(笑))勿論、世の中が、そのニュースの真相を求めているから仕方がないと言えばそれまでなのだが…

朝から「またか…」と思う内容が飛び交い、そして、その内容の真相究明に躍起になり、粗を探し、それを見て、真実を知ろうとする行為が、また真実が歪曲する。

筆者がいつも感じることがある。

それは読み手自身の情報の深堀という観点。具体的には「その内容をニュースの話題としては認識しているが、それを見ている人の中には、深堀をして、背景と原因ともに知っている人はどれくらいいるのだろうか」とのこと。

実際のところ、ニュースレベルでは知っているが、中身を具体的に知らないという人は多いのではないでしょうか。

そして、その中身を知らない中で、意見が飛び交い、情報の負のスパイラルが起きている気がする。負の情報が負の情報を生み出し、真実を歪曲させている気がする。

大多数の人が「悪いイメージをお持ち」だと推察する。

では実際にこの内容をどこまで知っているのかといったら、簡単な内容とキーワードぐらいしか出てこない人が多いのではないだろうか。

【例】

・国有地が特定の学校法人に対して、相場の10分の1の金額で払下げられた上に、公表すべき内容を公表していなかった。

・100万円の寄付？/・安倍晋三首相の名を借りて？/・昭恵夫人？/・籠池さん？

・最近のことでは、補助金詐欺容疑で6200万円の不正受給など

そのような情報レベルの中で、ツイッターやフェイスブックなどのSNSで意見が集まり、結局、何が解決すべき内容なのかが、よくわからなくなっている。

本質が闇に潜り込んでいる状況。

勿論、凄い深堀していて、最高の見解をしている人もいて、そういう人は本当にすごいなと思うし、尊敬。

しかしながら、そういう人はそう多くなくて…。

どちらかと言えば「寄付が不正ではない。寄付は不正である。」それぞれの意見がぐちゃぐちゃになってカオスになっている状況。

結果、気難しい内容には目がいかなくなり、話題となっていて、皆が意見が言いやすい内容に情報が流れてしまう。

なぜなら、気難しい内容を理解しようとも思ってもないし、そこまで理解したいと思う程の関心がないからなのかもしれない。

確かに、2015年9月に安倍晋三首相の妻である昭恵夫人から100万円の寄付を受けた・受けていないの有無も気になる点であるのかもしれないが、

そもそも「国有地を相場の10分の1で払い下げられた理由はなぜなのか」がはっきりとしていないことが大事な気がする。ゴミを処理するお金がどうとか言っていたけど。

この内容の本質は「政治によって、お金の増減が操作されているということがなぜ起きてしまっているのか」ではないだろうか。

お金の操作が見える化されていない事実が問題であり、この内容に限らず、今後も起きることなんだろうなと思う。

なぜなら、国会中継でも「そういった事実は記憶に御座いません」とか「お話することが出来ません」とか聞くと「記憶にないってどういうことなの？」って本当に思う。

聞かれたら嫌なことを、この魔法の言葉でずっと先延ばしして、世の中の興味がなくなるまで、ごまかしているようにしか思えない。

だからこそ、世の中の人はあまり政治を信用しないし、その不透明な事実がまた負の意見となり、そしてより一層、政治への疑念が高まっているように気がする。

折角、国の為に行っていることなのだから、是非とも国民に胸を張って行えるような政治であってほしいし、それが大事なことな気がする。

読み手の私たちも意見を述べる時には、ある程度の情報の収集は必要な気がする。世の中に意見を出すという事は、意識を持ち、とても神経を使って書かなければいけないと思う。世の中に出てしまった以上、当然、誰か見るし、誰かから異なった意見を貰うことだってある。

自身が感じた考え方と違った意見があって当然。だからこそ、常に私たちは情報の本質を見る癖を付けなければいけない。

おしまい。　【文字数：1961文字、作成時間:1時間35分】

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