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更新日:2018年02月15日
昆虫食!この言葉を聞くだけで想像し、身震い方もいるかと思います。私もその一人でした。普段、日本で、特に都内で生活しているとなかなか出会わない珍味です。(※長野の方は馴染みがあるかもしれません。)
今回、たまたま旅行先でみかけ、30歳を目の前に「イナゴの佃煮」ではじめての昆虫食デビューを。その時の思ったことと食べた感想を記事にしました。
一応、昆虫苦手な方は閲覧注意(笑)
正直、本当に好き好んで見つけに行かないと出会わないというか出くわさないですよね。だって最低でも約30年間は昆虫食に出会わなかったので。今回もたまたま旅行先でお土産品として判断していたのを見て、食べたわけです。
これにつきます。決して昆虫食に文句言っている訳ではないです。
そもそも普段食べているご飯で十分だと思っていることもあり、好奇心で食べる以外には食べる選択肢に無かっただけです。牛肉美味しい、鶏肉美味しい、野菜美味しいとなってしまうものです。
今回はお土産屋で人気商品として販売していたので、食べてみました。その時お店の方が激押ししてくるので(笑)
食べなきゃ、損損!折角見つけたのにもったいない…
と連発されたら、いくしかないですよね(笑)
昆虫食界のレジェンドと言えば、そうイナゴです!比較的デビュー戦としてはやさしめです。美味しいと評判のイナゴの佃煮(甘露煮)が筆者のデビュー食です。
高タンパクで低カロリーな上に、ビタミンEやビタミンB2なども豊富な食材です。栄養価も高いことから、昔は立派なタンパク源だったそうです。
出典:http://www.insects.jp/kon-battatumagi.htm
これを見てからだったら、食べられなかったかも(笑)
さすがにリアリティがありますね。昆虫のフォルムまる出しですね。意外と大人あるあるだと思いますが、子供の頃平気で触れていた昆虫がなぜか触れなくなったりしますよね(笑)。
普通に怖いです。年を取ると価値観が変わるものですね。
これは少し驚きでした。ニコニコ大百科で確認したのですが、イナゴとバッタは一緒だそうです。以下、その説明。
"イナゴ"とは
世界的にはイナゴ科とバッタ科を分けないことも多く、大雑把にみればイナゴもバッタである。大きさは〜5cm程度。水田や野原に生息する。
引用元:ニコニコ大百科
筆者は勝手にバッタとイナゴは肌の色で区別しているものだと思っていました。バッタは緑色で、イナゴは茶褐色みたいに。
地域によっては、バッタとイナゴの区別をしない場所もあるそうで、いやぁいい勉強になりました(笑)。
佃煮の中から1匹だけとってみました(笑)。これは想像以上にイナゴまる出しですね。この昆虫らしいフォルムを見て、思わず躊躇しそうな神々しいお姿をされています(笑)。
ドアップだとより一層、衝撃が…
「えっ、こんなにも完璧な状態で、調理されるもの⁉」って思ったのが、最初の印象で。煮詰めて、黒っぽくなっているので、あれですが……これ、緑色に戻したら、そのまま動きそうな程の完全体で残っています(笑)。
お店の人に聞いても、これだけ完全体で残っているのも珍しいそうです……
甘えびの唐揚げみたい!(笑)
正直、あの神々しいお姿を見ずに食べたら、そう感じます……。
見てしまうと、先入観が強すぎて……(笑)。
おそらくカリカリに揚げて貰っているからだと思いますが……(笑)。
これから食べる人に朗報かもしれませんが、決して中からエキスが出るとかムニュっとするとかはないので、安心してください(笑)。
味自体は甘辛く煮ている為、ごはんに合うのも納得です!
ただ、ごはんと一緒には筆者は食べたくないです!
見た目がね……(笑)
イナゴの足だと思いますが、歯の間に挟まり、しばらくそれを取るのに苦戦しました(笑)。お店の人にも聞いたら、昆虫食あるあるだそうです(笑)。
筆者の感想は、上記で述べたように味は否定はしないですが、フォルムに圧倒されます(笑)。今回はチャレンジ精神が勝ったので、すぐ食べることが出来ましたが、次回、好んで食べたいかと言われたら…厳しいかもしれません(笑)。
ただフォルムを気にされない人や子供の頃から食べられている方は、食べることに抵抗がないのも、客観的には納得しています。
躊躇したり、少しずつ食べたら終わりです。初体験であれば、まずは勢いで一気に食べるほうが絶対いいです。その後美味しければ、思いっきりイナゴの味わいを噛みしめましょう!
人生で一度でも体験出来ただけでも、かなりナイスな経験でした。これでまたひとつ大人の階段を上った気がします。ただ次はこの昆虫だと思えるほどの気持ちにはなっていないです(笑)。
まだ昆虫食デビューしていない人はまずはイナゴの佃煮・甘露煮から始められることをおすすめします。もし、イナゴの佃煮や甘露煮が販売されている店舗がありましたら、チャレンジしてみては?
おしまい。【文字数:2572文字、作成時間:1時間55分】